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濱田美栄インタビュー(ジャパンタイムズ)

濱田美栄インタビュー記事(ジャパンタイムズ)
http://www.japantimes.co.jp/sports/2016/12/06/figure-skating/hamadas-magic-touch-getting-results-attention/
訳してみました。

やはり海外からも「うちの子を教えてほしい」というオファーがあるそうです!でもオファーに応じられない理由とは!?



濱田美栄の魔法の指が招く成果と注目
2016.12.6 ジャック・ギャラガー記者

昨年に引き続き、同じコーチに師事する3人のスケーターが、今週フランスはマルセイユのGPファイナルに日本代表として出場する。

全日本女王2連覇中の宮原知子、世界ジュニア女王本田真凜、そして新星紀平梨花が、濱田美栄コーチとともに関西大学のリンクから旅立つ。

昨年は宮原、本田、そして白岩優奈がスペインはバルセロナに赴き、宮原がシニアの銀メダルを、本田がジュニアの銅メダルを獲得した。

濱田のコーチ歴は長いが、しかるべき注目を集めるようになったのは、ここ数年のことだ。彼女は京都出身の57歳。最初に注目されたのは、指導する太田由希奈が2003年に世界ジュニア女王のタイトルを手にした時だ。だが残念ながら怪我のため太田は早い引退を余儀なくされた。

宮原が勢いを伸ばしてきたのは2シーズン前、初めて全日本女王の栄冠を手にし、世界選手権で銀メダルを獲得した時だ。これにジュニア勢が続き、それ以来、多くの人が濱田の業績を讃えている。

記者は先日札幌で開かれたNHK杯の期間中、この成功したコーチにインタビューし、「濱田メソッド」について聞くことができた。彼女は自らの教育哲学について、また影響を受けた人物について、興味深い話を聞かせてくれた。

自らも現役時代に全日本選手権で10位に入ったことがある濱田コーチ。若いスケーターを育てる上で何が最も重要と考えているのだろうか。

「しつけが第一です」と彼女は語った。「フィギュアスケートは個人競技です。スケーターたちの多くが自己中心的です。もし滑りたくないと思えばシーズンをスキップすることも許されます。これがもし団体競技だったら、例えばゴールキーパーがいるような競技ですが、やりたくない、などという自分勝手は許されません」

京都の同志社大学出身の濱田コーチ。生徒には規律を守らせ、自己中心的な感情を出させないように努めていると語る。

「個性を主張するようになると、我慢させるのがとても難しくなりますね」と彼女は言う。「そういうことをさせないように努めています。そこは厳しくします。生徒たちは人の意見に、目標に、耳を傾ける必要があります」

そして濱田はスケートだけでなく全ての若者のスポーツに当てはまる問題を指摘した。

「親御さんをコントロールすることも、とても重要です」と彼女は微笑を浮かべて言った。「私は頑固ではありませんが、自分のやり方は守ります。私の目的は良い選手を育てることです。拙速に一時の楽しみを求めることではありません」

エリート選手のみを教えるコーチもいるが、コーチの仕事を愛する濱田は、もっと広い年齢層のスケーターを育てている。

「今、最年少の生徒は4歳です。一番上は23歳ですね」

今シーズンの達成目標をどう定めるかという話になると、濱田はもっと柔軟である。

「一人一人に決めさせています。真凜は楽天的なところがあります。彼女はアーティスト的なスケーターなので、あまり押し付けすぎないようにしています。本人の気持ちを大切にしています」

「優奈はとてもアスリートです。ジャンプが好きなんです」と濱田は語る。「それぞれに合ったやり方を探すようにしています。一人一人に違ったやり方をしています」

記者は単刀直入に、30人以上の教え子の中で誰が最も才能に恵まれているか尋ねてみた。

「真凜です」と濱田は躊躇なく答えた。

続いて濱田は白岩の強みについて述べた。

「優奈はタフで、良いコンビネーションを持っています」と濱田。「あの子は3回転+3回転+3回転ができます。優奈はジュニアでは良い結果を出しました。彼女のプログラムはアメリカ人のトム・ディクソンに作ってもらっています」

さらに濱田は紀平について話した。10年前の浅田真央以来、初めて試合で3Aを降りたジュニア選手となった神童だ。

「梨花は3Aを持っています」と濱田。「あの子は3Aと、3A+3Tができるので、ものすごくプレッシャーにさらされています」

紀平はジュニアGPシリーズで1位および2位になったが、先月の全日本ジュニア選手権では11位と苦戦した。この残念な結果は膝の怪我のせいだろうと見る人もいるが、濱田はこの意見を否定した。

紀平は膝の怪我のために苦戦したのかと尋ねると、濱田はきっぱりと答えた。

「いいえ、いいえ」と濱田。「怪我は深刻なものではありません」

濱田はジュニアの選手たちに、JGPファイナルでどんな結果を残してほしいと願っているのか?

「梨花が3A+3Tを着氷するのを見たいですね」と濱田は答えた。「真凜は去年3位だったので、今年は優勝する姿を見たいですね」

濱田の若い生徒たちの成功を見て、自然と気になるのは、海外の親たちから子供を教えてほしいという要望があるのかどうかだ。

「はい、たくさんの国々の親御さんたちから子供を指導してほしいとオファーがありました。でも、うちのリンクはそれについて非常に厳しいんです」と濱田が語るのは、大阪府高槻市にある関西大学のホームリンクについてだ。

「うちのリンクは大学の中にありますので、そのことに配慮しなければなりません」と濱田は説明した。「ですから私が外国のスケーターさんを受け入れるのは難しいですね」

これは実に残念なことだ。濱田の名声からすれば、日本にやって来て学びたいと思う選手たち皆に、ぜひ彼女の知恵を分かち与えてほしいものだ。

長年、日本のスケーターが世界の舞台で活躍するには、海外で練習する必要があるというのが伝統的な考え方だった。華やかに活躍したスケーターたちのほとんどが海外で指導を受けてきた。その中には羽生結弦、高橋大輔、荒川静香、浅田真央、安藤美姫などがいる。

宮原知子は海外で指導を受けていない数少ない選手の一人だ。

尊敬するコーチを尋ねると、濱田は3人の名を挙げた。

「私のアメリカでのコーチ、ドリアン・スペクト先生()です。ペギー・フレミングを指導された方です」と濱田。彼女は現役時代に1年間、カリフォルニア州カルバーシティーで練習していた。「彼女から多くを学びました」

※訳注:綴りは"Dorian Specht"です。『フィギュアスケートLife Vol.7』(扶桑社)の濱田美栄インタビュー(文:山本夢子)では、「ドーリアン・スウェット」となっています。確認のために第三の情報源を探しましたが、見つかりませんでした。ペギー・フレミングの経歴を書いたサイトも10件ほど見ましたが、このコーチの名前は出てきませんでした。

同時代のコーチの中では2人の名を挙げてくれた。

「佐藤信夫さんとロシアのヴィクトール・クドリャフツェフさんを尊敬しています」

※訳注:ヴィクトール・クドリャフツェフ先生は、かつて濱田コーチが京都醍醐スケートリンクで教えていた頃に、来日して指導したことがあったようです。

『日本女子フィギュアスケート オフィシャル応援ブック2006』(2005.10.29発行、実業之日本社)より、澤田亜紀インタビュー(聞き手:青嶋ひろの)

聞き手: 亜紀ちゃん、ケガは大丈夫?
澤田亜紀: はい。大丈夫。それよりこれ、美味しいケーキ!
聞き手: 大丈夫そうだね…。さっきは自分でテーピングしたりもして。
澤田亜紀: やり方がまだよくわからないから、自分で本を見ながらして…。昨日、日本に指導に来てくれてるビクター先生(ビクター・クドリャツェフ)のところに練習に行ってひねったんですけど、一緒に練習してたなあくん(織田信成)が「こんな感じや!」ってテーピングしてくれたんで、それも参考に(笑)。


GPファイナルのラインナップ:

羽生結弦と宇野昌磨がマルセイユのパレ・オムニスポーツの会場で対戦する相手は、世界選手権2連覇中のハビエル・フェルナンデス、3度の世界王者パトリック・チャン、そしてアメリカのネイサン・チェンとアダム・リッポンだ。

宮原知子が競う相手は、ロシア勢4人、エフゲニア・メドベデワ、アンナ・ポゴリラヤ、エレーナ・ラジオノワ、マリア・ソツコワ、それにカナダのケイトリン・オズモンドだ。

本田真凜と紀平梨花は、全日本ジュニア女王の坂本花織とともに、ロシア勢3人、アナスタシア・グバノワ、アリーナ・ザギトワ、エリザベータ・ヌグマノワと対戦する。

ジュニア男子には日本勢の出場はない。


※訳者より:このあと記事はロシアのドーピング問題の続報に触れていますが省略します。「今後、ソチ五輪のメダリストにも波及する可能性があるが、現時点で具体的な名前は挙がっていない」というような内容です。




記事は以上です。

勝手な願望ですが…
「エテリ・トゥトベリーゼ先生と彼女の教え子たちをどう思うか?」
「日本のスケーターももっとタノを増やすべきだと思うか?」
という質問をぶつけてほしかったですww

あとついでに、1年前にツイッター上で訳した濱田美栄インタビュー記事(icenetwork)も貼っておきます。本当はきちんと訳し直してブログにUPしたいと思ったんですが、ちょっと間に合わないので。(^^;




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